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あんこまみれの餅 [文化]

 あんこまみれの餅、便宜上そう呼ぶのだが、春と秋にあるお彼岸のとき主にお供え目的につくられるあれは呼び方が違うだけでまったく同じものであることを理解したのは今から見ればだいぶ昔である。

 当時の私としては、地方ごとで若干レシピが違うように呼び方も違うだけかな?くらいの軽い解釈を本気で信じていた程度のものであったのだが、のちにしっかり調べて同じものであると納得した思い出がある。

 まあ、春か秋ごろになるとばあちゃんがどっちゃりこしらえてくるあんこまみれの餅。と認識していた子供の頃ころに比べればえらく進歩したものである。

 この調子だと延々と話が脱線しそうなので結論から説明すると、春のお彼岸に出てくるあんこまみれの餅は「ぼたもち」小豆が春の花である牡丹の花にみたてられた「牡丹餅」から由来ているという。そして、秋の場合は萩の花が小豆に似ている様から「お萩餅」→「おはぎ」となったという。

 余談になるが、お彼岸は毎年いつからいつまでかしっかりとご存じだろうか?
春分の日(3月21日頃)と秋分の日(9月23日頃)を中日とした前3日後3日の合計7日間のことを言うのだが年によって若干変化することもある。

ばあちゃんの餅は今でははるか昔の良き思い出である。


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